最短突破 JDLA G検定(ジェネラリスト検定) の受験結果と勉強法(コスパ最強)

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JDLA G検定(ジェネラリスト検定)は短期集中で攻略する
2023年9月9日(土)に、G検定(ジェネラリスト検定)を受検しました。この検定は2017年に始まりました。今年は年5回開催されます。この試験は、DeepLeaningの歴史、数理統計、機械学習の具体的な手法、DeepLearningの概要や手法、DeepLeaning開発や社会実装にかかわる法規制やAI倫理まで非常に幅広く基本的な内容を問うのが特徴です。従いまして、短期間に一気に広く浅い知識を習得するのが効率的です。
短期集中で広く浅い知識を習得しよう
試験の内容
- 受験規約から出題内容(個別の問題)についての言及は控えます。シラバスで確認してください。
- 受験料は一般が13,200円(消費税込み)、学生が5,500円(消費税込み)
- テストはIBT方式(インターネットを経由して実施する試験)です。つまり試験センターでなく、自宅で受検ができます。
- 問題は191問、時間は120分、4択問題です。
- 1問が1分以内なので時間配分には注意が必要です。ただし、数秒で回答できる問題があるので多少時間に余裕はあります。私の場合は20分くらい見直しの時間がありました。
- 問題は「G検定の試験出題範囲(シラバス)2021〜」の試験内容(シラバス)に記載のとおりです。ただ、過去に受検された方の書き込みからすると時代と共に問題がやや変化しているようです。特に最近は生成系AIの登場に伴い、著作権などの法規制やAI倫理など社会実装に向けた問題の割合が増えているようです。
- 基礎的な問題を120分で191問回答。時間は十分あるので落ち着いて回答しよう
勉強法
- DeepLearningの概要や手法については、普段からAI技術開発や、AI技術を活用したツールの検討などの業務に携わっている人にとっては軽い見直し程度で問題ないと思います。ただ、AIの歴史、法規制、AI倫理については、参考書や最近のニュースで確認する事をおススメします。
「深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版」の購読
AIについての知識を学ぶ上で適していると思います。この検定では理論を問われますので、まず最初にこの本で勉強するのが効率的だと思います。資格勉強をするのは理にかなっていると思う。(深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版)
「最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集 第2版 」で問題に慣れる
解説の量がとても多く、設問自体も解説混じりなので問題集というより問題集の形をした参考書という感じです。詳しい解説があるのでしっかりと理解するのに役立します。付属のWeb問題集(オンライン模試)で試験の練習をしましょう。(最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集 第2版 )
Qiita「【2022年3月受験版】G検定チートシート」を読む
DeepLeaning概要や手法で問われる内容が非常によくまとまっています。試験前にこのサイトで確認する事をおすすめします。(2022年3月受験版】G検定チートシート)
検定結果と合格ラインの考察
- 2023/9/25(月)に結果が発表されました。受験した翌々週の月曜日に発表のようです。結果は無事、合格してました。結果はメールで配信されます。
- 総受験者数:3,309名、合格者数:2,390名 なので、合格率は72%でした。
- シラバス分野別の得点率は以下のとおりです。
1.人工知能とは. 人工知能をめぐる動向. 人工知能分野の問題 | 正答率:83% |
---|---|
2.機械学習の具体的手法 | 正答率:82% |
3.ディープラーニングの概要 | 正答率:83% |
4.ディープラーニングの手法 | 正答率:73% |
5.ディープラーニングの社会実装に向けて | 正答率:100% |
6.数理・統計 | 正答率:50% |
7.法律・倫理・社会問題 | 正答率:71% |
合格ラインの考察
- いろいろな方の合格状況をみると、合格ラインは、60%以上のようです。私の場合は、各分野から均等に出題されているという前提だと正解率77%(147問/191問中)くらいだったと思われます。
- データサイエンティスト検定の時は、データサイエンス、デンターエンジニアリング、ビジネスのそれぞれの分野で配点が傾斜されてるようでしたが、このテストはそのような傾斜はなさそうです。
検定試験の価値・評価
- この検定試験に合格しているから何か特別な仕事ができるというレベルのものではありません。ただし、最近はどこにいってもChatGPTなど、生成AIに関する話題に事欠かないと思います。しっかりと基礎を身に着けるという点では、この試験を受検するのは良いきっかけになると思います。おすすめの職種としては、自社に他社のAI技術を導入するマネージャや営業担当者など、広く浅くAIにかかわる方に適してると思います。
入門レベルだからこそ、技術者だけでなく営業や企画など幅広い人におすすめです。
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